2016年04月18日

猫のフィラリア予防

今回はハガキでお知らせした猫のフィラリア予防に関して説明します。
フィラリア症という名前はワンちゃんの飼い主さんだとよく知っている蚊からうつる病気です。
ネコちゃんの飼い主さんには馴染みのないもしくはあまり関係のない病気に思われがちですが、
最近の報告ではネコちゃんでもフィラリアの感染症を認める報告があります。
実に10頭に1頭は感染していたという報告があります。
またこの中には室内ネコでも感染が認められました。

フィラリアに感染しているかどうかは主に血液検査や心臓のエコー検査で調べるのですが、
ネコちゃんではワンちゃんほど検査での検出率が高くありません。
実際には報告よりも多くのネコちゃんに感染している可能性もあります。

ではネコちゃんがフィラリアに感染すると、どのような症状がみられるでしょうか。
主な症状としては、咳、呼吸困難、食欲不振、体重減少、疲れやすい、嘔吐、失明、けいれん、突然死などです。

他の病気と区別がしにくく、中には猫喘息と誤解される症状もあります。
またわずかフィラリア2匹の寄生によって突然死を起こした報告もあります。

肝心の予防に関してですが、室内飼育であっても蚊に刺されないようにすることは不可能です。
蚊に注入されたフィラリア幼虫を確実に駆除することで予防します。
当院では5月から11月まで1カ月に1回背中に垂らす薬をお勧めしております。
ノミなどの予防効果もあります。
お電話でもよいので関心をお持ちの方は、お問合せください。







posted by はるひな動物病院 at 18:49| 猫の病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月22日

猫白血病ウイルス 縦隔型リンパ腫

IMG_0002.JPG
写真の猫は病院の看板猫パンダ君です。写真でも分かるように、毛艶が悪く、ガリガリに痩せています。去年の年末からよく吐くようになり、調べてみたところ縦隔型リンパ腫という血液の癌でした。この病気は猫白血病ウイルス感染が原因となることが一般的で、ワクチンの普及や室内猫が増えたことで、発生頻度が減少しています。外に出かけていくが多い猫さんはこういう病気にならないようワクチンをお勧めしたいです。
ちなみに下の写真はパンダのレントゲン写真で、胸に水が貯まり胸の中が真っ白になっている写真です。現在は抗がん剤で治療中ですが、胸に水が貯まり呼吸が苦しい状態で、定期的に胸に針を刺して水を抜いています。看護師の石川さんの懸命の介護の元頑張ろうねパンダ!
125_3269_20140209151629.0.jpg
posted by はるひな動物病院 at 17:17| 猫の病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする